2012年10月からフジテレビの深夜アニメ放送枠ノイタミナで「第1期」「第2期」の2度にわたって放送された"PSYCHO-PASS サイコパス"
本作品は「近未来」「警察」「群像劇」をコンセプトに制作され、劇場版では興行収入8億5,000万円を突破した人気シリーズです。
シビュラシステムにより、人間も含めて社会のあらゆるものが管理されている世界が上手く描かれています。
ネット上の口コミでも"面白い"という声が多数あがっています。
サイコパス何回見ても面白いの不思議だねー面白くないアニメは何度見ても面白くないのになースペースダンディも毎週じわるから何回も見ちゃう\(^o^)/おもろい
— プル亜李 (@prrki) 2014年7月20日
アニメのサイコパス面白いーー
昨日も寝る前に1話分だけ見ようと思ったのに止まらなくて4時半まで見てました・・馬鹿です・・14話まできたよ・・
2時間しか寝てないけどずっと夢みてた気がして脳みそ寝てないわこれ;;— 櫻子 (@621nrxrh) 2019年4月2日
さっきまで超楽しい飲み会で、それから帰ってきて録画してあったサイコパス見てたのですが……!!!やややややややや、ヤバい!!!!!どんだけ面白いんだ!!そして方舟っぽさその他もうパトレイバー1リスペクトがハンパない…!もう、最後まで見るまで絶対に死ねないレベル! #pp_anime
— よっぴー (@yoshidahisanori) 2013年2月8日
しばらくアニメから遠のいていたのですが、やっとこさ色んな人にすすめられていた『サイコパス』を見始めました これは、なんていうか、面白いとか言う以前にドンピシャ…普段から考えていたことがそのままテーマになってる…ルソーとか寺山修司引き合いに出してくるあたりも笑えますw面白い!
— まにょ (@manyotaso) 2013年1月5日
「PSYCHO-PASS サイコパス」のあらすじ・みどころ
舞台は、西暦2112年の近未来の日本。
人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測して数値化する「シビュラシステム」が導入された世界を描いています。
シビュラシステムでは、人間の精神状態を数値化した「サイコパス」を始めとして、職業や結婚などの適性診断もなされており、多くの市民から運や選択ミスに左右されない"幸福な人生"を送れるとして肯定的に受け止められています。
そして、本作品の核となっているのが犯罪に関する数値である「犯罪係数」です。
犯罪係数とは、犯罪者になる危険性を示す数値であり、"100"を超えると「潜在犯」として、たとえ罪を犯していなくても社会から隔離され治療の対象となります。
そして、犯罪係数"300"以上の重篤な者になると、潜在犯を取り締まる公安局の大型拳銃「ドミネーター」によって排除することも可能。
撃たれた者は、肉体が大きく肥大化して、最後には破裂。壮絶な死を迎えることになります。
本作品は、シビュラシステムが監視する世界で潜在犯を取り締まる立場にある公安局刑事課一係所属メンバーたちの活躍と葛藤を描いています。
シビュラシステムは、人間に幸福をもたらしているのか、本当の正義とはなにか、哲学的な要素も含んだ考えられさせる作品となっています。
人間の心理状態や性格的傾向が全て数値化され、管理されている未来世界。
罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。
「PSYCHO-PASS サイコパス」は、そんな世界で治安維持にあたる刑事たちの活躍と葛藤を描く。
刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる“執行官”と、執行官を監視・指揮する“監視官”のチームで活動する。
自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な“執行官”となりうる。
それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む“執行官”は、その捜査活動を冷静な判断力をもつエリートである“監視官”に監視されている。
公安局刑事課一係のメンバーはそれぞれの想いを胸に、正義の在処を常に突きつけられながら任務を遂行していかなければならない。
彼らが立ち向かうものの先にあるのはーーー出典:フジテレビ「PSYCHO-PASS サイコパス」
「PSYCHO-PASS サイコパス」の登場人物
- 狡噛慎也(声優:関智一)
- 常守朱(声優:花澤香菜)
- 宜野座伸元(声優:野島健児)
- 征陸智己(声優:有本欽隆)
- 縢秀星(声優:石田彰)
- 六合塚弥生(声優:伊藤静)
ここからは、登場人物について簡単な解説をしていきます。(一部ネタバレを含みます。)
狡噛慎也(声優:関智一)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
本作第1期の主人公であり、正義感と良識を兼ね備えた公安局刑事課一係の執行官。
かつては優秀な監視官であったが事件で部下を失ったことから色相が低下して執行官に降格した過去を持つ。
鍛え上げられた強靭な肉体と捜査に対する異様な執念深さを持ち、凶悪事件の犯人を追い詰めていく。
常守朱(声優:花澤香菜)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
本作第2期の主人公であり、ストレスに対する耐性が強く、色相が濁りにくい頑丈な精神を持つ公安局刑事課一係の監視官。
訓練施設を首席で卒業しており、あらゆる職業でトップレベルの適正判断を下されたが「自分にしかできない生き方」を求めて監視官を選択している。
正義感が人一倍強く、狡噛慎也と共に事件の真相を究明していくうちに「シビュラシステム」からも理想の市民のサンプルとして認定をされ、シビュラシステムの衝撃的な正体を知ることにもなる。
宜野座伸元(声優:野島健児)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
常守朱の直属の先輩であり、公安局刑事課一係の監視官。
過去に父親である征陸智己が「潜在犯」となったことから、世間から潜在犯の家族としてのレッテルを貼られて辛い目に遭った過去を持つ。
そのため、潜在犯に対しては嫌悪感があり、色相が濁ってしまう要因となとの考えから「執行官」との深い関わり合いは避けている。
職務に生真面目で一見冷静であるが、常守朱と考え方の違いから感情的になってぶつかることも多い。
征陸智己(声優:有本欽隆)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
宜野座伸元の実父であり、左腕が機械の義手となっている公安局刑事課一係の執行官。
元警視庁の刑事であり犯人と同じ思考で物事を考える癖が付いていることから、他の刑事と同様、シビュラシステムの運用開始により「潜在犯」として判定された過去を持つ。
勤勉かつ実直な性格で「刑事の勘」を駆使して捜査に望み、皆からも頼られている存在である。
縢秀星(声優:石田彰)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
第1期における公安局刑事課一係の執行官。
物心が付いたばかりの5歳のときにサイコパス判定により、治療更生の見込みのない「潜在犯」として社会から弾かれた過去を持つ。
冗談や軽口が多いムードメーカー的な存在である。
後にシビュラシステムの正体を目撃してしまったことから抹殺されてしまいます。
六合塚弥生(声優:伊藤静)
出典:「PSYCHO-PASS サイコパス」オフィシャルサイト
公安局刑事課一係の執行官。
シビュラシステムが公認する芸術家であり、バンド「アマルガム」のメンバーであったが潜在犯に落ちた過去を持つ。
分析能力や考察力に優れた頼れるベテランであり、残虐な事件にも冷静に対応する一方、新米である常守朱を気遣ったり、被害者の友人を慰めるなど、優しい一面も持っています。
「PSYCHO-PASS サイコパス」を無料視聴する方法
オリジナルアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」を定額制の見放題で楽しむのであれば、フジテレビの定額制動画配信サービス「FODプレミアム」がおすすめです。
2019年10月には、最新作「PSYCHO-PASS サイコパス3」も放送予定となっているので、予習として過去の作品を見ておくと良いでしょう。
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